母の絵手紙(1昨年)
母が一昨年の二月に我が家へきたときは同じ人と思えないほどやせ衰えていた。40代の頃から悪かった腰へ、台風の後始末の無理がたたって座れず歩けず。はってトイレに行き、寝たままご飯を食べると言う姿。内臓は強いからこのままの姿で長生きだとかわいそうだと思い近くの針へお世話になることにした。(根回しが足りずご迷惑かけました。)
私は仕事があったので、主人が送り迎えを日に何度もしてくれた。三時には母にお茶やお菓子等も出してくれてよく世話をしてもらった。そもそも私が主人との結婚を決めた決定打は、社内報に載っていた「家族に対する思い」を読んだこと。この人なら、私だけでなく私につながるすべての人を大切にしてくれるに違いないと思ったから・・・
10歳の年の差を1番心配したのは母。結婚してから一番喜んでいるのも母。年に二回宝くじの夢を母に送ってくれている。まだ300円しか当たったことはないけどありがたい気持ち。半年の治療を終えて蘇った母は、畑に、孫の世話に、習字にと水を得た魚?のように生き生きと働いている。「もう二度目はないから、体を大切に使ってや!」と辛口を言う私。あの6ヶ月は主人も本当に大変だった。私は私なりに・・・ず~っと同居している弟夫婦には感謝の他ない。たった1日私の会社の人に、絵手紙を教わった母。「生きる希望が持てた」と実家に帰ってからお礼状として送ってくれた。今は、描く暇がないほど元気でありがたい。主人へ「その節は大変な迷惑、お世話をかけてしまいました。ここにあらためてお詫びとお礼申し上げます」
タヌキ=ぷーさん=秀子
by u831203
| 2007-12-19 06:41
| 絵・俳句
|
Comments(1)
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暇人28号
at 2007-12-19 14:09
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あれからもう2年すぎたかな。たいした世話はしてないけど元気になってほんとうによかった。なによりもご本人の一生懸命直りたいという気持ちと努力がそうさせたのでしょう。折角元気になったのだから無理しないようにずっと元気でいてください。
宝くじは、いつも野菜など送っていただいているお礼です。食べ物はなんでもあるし、着る物は好みが分からないし、それで、すこしでも夢と楽しみを持ってもらおうと送っていますが、当たらなければただの紙屑、有難くもないものかもしれませんね。
宝くじは、いつも野菜など送っていただいているお礼です。食べ物はなんでもあるし、着る物は好みが分からないし、それで、すこしでも夢と楽しみを持ってもらおうと送っていますが、当たらなければただの紙屑、有難くもないものかもしれませんね。
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